群馬県済生会前橋病院

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クリニカルパス委員会

クリニカルパス(以下パス)とは、質の高い医療を患者さんに提供することを目的として、病気別に入院から退院までの検査や手術の予定や経過などをわかりやすくスケジュール表のように示したものです。これにより患者さんは、自分の治療の経過を知ることができ、安心して治療を受ける事ができます。医療を行う側としても、医師、看護師だけでなく、薬剤師、栄養士、臨床検査技師、理学療法士、医療事務職員なども参加しパスを計画することにより、無駄なく、無理なく、間違いなく、治療を行うことができます。これはインフォームドコンセントの充実、医療事故の防止、チーム医療などにおいて有用であると考えられています。
パスは原則として、医療者用と患者さん用の2種類が作成されています。患者さん用パスは、わかりやすい言葉を用いたりイラストを挿入したりして理解しやすいように工夫しています。その特徴として・・・

 
①入院中に受ける検査や手術・治療の予定がわかる。
②あらかじめ退院日がわかるため、退院の予定が立てられる。
③自己管理の手助けとなる。
④標準的な経過と自分の経過を比較することにより、自分自身で経過が順調であるかが確認でき、また異常の早期発見も可能となる。
⑤事前に入院費の概算がわかる。
⑥医療スタッフとコミュニケーションが増え、信頼関係を構築しやすい。

 
以上のようなことが上げられます。
パス委員会では月に1度の定例委員会と2ヵ月毎に院内パス大会を開催し、パスの作成・推進に務めています。
患者さん用パスをいくつか紹介します。

経過 入院前 入院日(手術前日) 手術当日 手術後1日目 手術後2日目
手術前 手術後(ICU) 3時間後
食事 食事制限のない方は普通食を食べて下さい。 食事制限のない方は普通食を食べて下さい。夜9時以降は食べたり飲んだりしないで下さい。 何も飲んだり食べたりしないでください。   水分が許可になります。 朝食は胃潰瘍食全粥・昼食から胃潰瘍食米飯が出ます。 image
外来で、内服薬が処方になります。 普段お飲みになっている薬があればお申し出ください。眠前に指示の下剤を飲んで下さい。     痛みが強い時は痛み止めの薬をお渡しします。 image  
点滴
注射
  image 手術前から点滴を始めます。(左手) 栄養の点滴と抗生剤の点滴があります。痛みが強い時は痛み止めの注射をします。 image    
検査
治療
外来で、レントゲン・心電図・採血、MRCPの検査があります。     酸素マスクをします。心電図モニターをつけます。   採血する場合もあります。  
処置   おへそをきれいにします。 必要時手術をする部分の毛を剃ります。 時間で血圧を測ります。ガーゼが汚れた時はすぐに交換します。      
安静       手術が終わったら、ICU(集中治療室)で3時間安静にして頂きます。 3時間後、病室へ戻ります。 院内自由です。  
排泄       安静時間内は尿器を使用して排泄します。 3時間後より自由にトイレへ行けます。辛い時は尿器、ポータブルトイレをお使いください。    
清潔 入浴してください。 入浴または体を拭きます。     image 蒸しタオルで体を拭きます。 手術後2日目よりシャワー・3日目より入浴可能です。
その他 麻酔科受診があります。 入院・手術オリエンテーションがあります。薬剤師より薬の説明があります。   頭痛や吐き気が強い時はお知らせ下さい。   薬剤師より薬の説明があります。退院指導があります。  
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