News お知らせ

201604.14
その他
医療機器補助事業

 

image

 

photo

 

○生化学自動分析装置を更新しました

 

 当院の中央検査室に設置されている生化学自動分析装置は、自動車事故被害者救済のために日本損害保険協会の寄付金を受けて整備いたしました。

 

  〇納入日 :令和5年12月6日
  〇機器名称:日立ハイテク 生化学自動分析装置 LABOSPECT 008 α
  〇特  徴:最大2,000テスト/時の高処理能力を備え、モジュールアッセンブリ方式で最大8,000テスト/時を実現します。
  〇使用効果:品質の高いデータを迅速に得る事が可能となるため、救急外来等からの緊急検査へ効果を発揮する。
        また、超音波撹拌によるコンタミネーションの回避と洗浄水の節水効果にも優れている。

 

 

 

 

 

 

 

image

 

photo

○超音波診断装置を更新しました

 

 令和3年度日本財団助成事業の寄付金を受け、令和3年12月13日に超音波診断装置を更新いたしました。

 この装置は既存のものより明らかに解像度が向上しております。超音波検査において、脂肪肝などの生活習慣病をいち早く見つけ出す画像診断や、頚動脈エコー検査による動脈硬化の判定、糖尿病による合併症で重要な腎障害の評価のための腎動脈エコー検査など、これらの領域における小さな病変などにおいても鮮明な画像が得られます。更に、生活習慣病の早期発見が行えるとともに、より正確な観察および診断が可能になりました。併せて業務の効率化を図ることができます。

 

 

 

 

 

 

 

image

 

○血液検査総合分析搬送システムを更新しました

 

 令和3年度日本損害保険協会自賠責運用拠出事業の寄付金を受け、9月27日にシスメックス社製血液検査総合分析搬送システム(血球計数装置)を更新いたしました。 この装置は臨床検査のスタンダード項目になっている血球係数算定(血算)を行うための測定装置です。血算のデータは様々な病気の診断に必要な検査であり、特に交通事故の患者さんの出血量や輸血の必要性の判断など、常に高い迅速性と正確性が求められます。

photo

 また、当院の専門分野でもある白血病を中心とする血液疾患の患者さんに求められる白血球分類の分別精度は当院にとって重要なポイントとなりますが、本機の分別精度や血液標本作成スピードは優秀であり、臨床現場の要求に十分対応できる検査装置です。
 また、当院は地域の災害拠点病院となっており、救急患者に対して必ず行われる血算において高い緊急対応性と高精度な測定結果を迅速に提供出来る装置が必要です。当院では日常業務の他、24時間365日の救急体制をとっており、今回の機器導入により、昼夜を問わず救急搬送される患者さんの緊急検査を迅速に行うことができるようになりました。

 

 

 

 

image

 

photo

 

○X線撮影装置を整備しました

 

 

 平成30年度日本損害保険協会寄付事業の寄付金を受けて、平成30年9月26日にGE ヘルスケア社製X線撮影装置を新たに整備致しました。

 

 

 交通外傷、四肢、特に割合の多い肩以下の上肢の骨・関節の骨折の徒手整復・手術の際に、通常の透視装置よりも画像が大きく、かつ鮮明な高解像度の画像が得られ、正確な手術が可能となります。

 また、通常の透視装置よりも患者さん本人・医療従事者の被曝量が少なくて済むメリットも大きいと考えられます。

 当院では上肢の手術が、四肢の手術総数約1000件の約8割、件数にして約800件あり、透視が必要な手術が同日に重なることも多いため、今回の機器導入により患者さんの待ち時間も減り、手術がスムーズに進めることができるようになります。

 

 

 

 

 

 

image

 

○『Vivid q』小型超音波検査装置を整備しました

 

 自動車事故被害者救済のために日本損害保険協会の寄付金を受けて、平成28年11月29日にGE社製小型超音波検査装置Vivid q(ビビッド キュー)を新たに整備致しました。

 

photo この装置は持ち運びに便利な小型省
スペース設計でありながら、腹部から
心臓領域まで大型装置の基本性能を余
すところなく搭載しており、緊急を要
する狭い救急処置室などでのポータブ
ル超音波検査にも大きな威力を発揮し
ます。
 これまでポータブル検査に使用出来
る小型超音波検査装置は病棟用装置と
兼用だったため、業務が重なった場合
直ぐに対応することが出来ませんでし
た。本機が導入されたことで、一刻一
秒を争う救急医療の現場でも迅速に且
つ精細な超音波検査が可能となり、よ
り一層救急患者さんのお役に立てるこ
とが期待されます。

 

 

 

 

 

 

sonpo27

 

○X線撮影装置を更新しました

 1895年にドイツのレントゲン博士によってX線が発見され、医療に用いられるようになってから100年以上が経ちました。技術の進歩によってCTやMRIなどの高度な画像診断機器が発展・普及した現在でもX線写真(=レントゲン写真)は画像診断の基礎となる重要な役割を担っています。
 当院では日本損害保険協会の寄付金を受け、昨年12月に島津製作所製RADspeed ProとFUJI FILM社製Console Advanceを導入し、X線撮影装置を更新しました。前者はX線発生器で、被ばく低減コリメータや可変銅フィルタによって無用な被ばくを抑える機能を備えています。後者はX線を受ける側の検出器システムで、最新式の検出器を搭載した可搬型フラットパネルカセッテCALNEO Smartによって鮮鋭度や粒状性といった画質が格段に向上した上に、従来よりも少ないX線量で同質の画像を得ることができます。これらのX線撮影システムの導入に伴い、撮影線量の再検討を行った結果、胸部写真は従来の半分以下の線量となり、その他の撮影でも約30~50%の被ばく低減を実現することができました。
 また、以前は撮影後のカセッテを読み取り装置に入れて画像が出てくるまで1分程度かかっていましたが、新システムでは撮影後約1秒で画像が確認できることで、患者さんの待ち時間と我々診療放射線技師の画像確認時間を大幅に減らすことができ、検査の効率も格段に向上しました。
 今回の新システム導入によって、更なる被ばく低減や検査時間短縮に向けてより一層努力していきたいと思います。

 

image
低被ばくで高画質を実現する
FUJI FILM社製Console Advance
 
image
島津製作所製X線撮影装置
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

image

 

○生化学自動分析装置を更新しました

 一般診療において欠かすことの出来ない生化学 検査ですが、その分析精度は使用機器や検査施設 によって違っています。
 当院では平成26年1月より、日立ハイテクノロ ジーズ㈱の生化学自動分析装置(LABOSPECT 008)に更新しました。この分析装置は群馬大学 附属病院でも採用されており、全国的にみても主 要な施設で採用されています。
 多くの施設で選ばれる理由として、分析データ の信頼性や装置の耐久性などの面で十分な実績が あることや、日本医師会等の全国的な精度管理調 査でも良好な結果を収めていることなどがあります。
photo  この分析装置は1時間に最大2000テストの 処理能力がありますが、当院ではこの分析装置を 2台導入しましたので、外来診療等においても迅 速な検査結果の報告が可能となっています。
 また、当院は日本臨床衛生検査技師会(JAMT) と日本臨床検査標準協議会(JCCLS)が認証して いる 「精度保証認証施設」となっています。これ は「標準化の実践と精度が十分に保証された施設 」
を第3者機関が認めるもので、現在47都道府県 で485施設が認証されています。
 以上のように、当院では最新の分析装置を使用 するとともに厳格な精度管理を行うことで、常に 安定した正確な検査結果を迅速に提供出来る検査 態勢を整えております。

 

 

image

 

photo photo

 平成23年度社団法人日本損害保険協会補助事業により、検査室に【多項目自動血球分析装置システム】を整備いたしました。
 本機器は、救急医療疾患のうち、特に重要となる血球算定分析における迅速性と正確性を兼ねたシステムであり、患者さんの状態を把握する上で大いに役立っています。
 また、分析処理能力が優れているため、多くの患者検体を短時間で検査報告することが可能となりました。