診療部門のご案内Departments and Divisions 眼科

はじめに

当院眼科は常勤医師1名、非常勤医師1名で眼科疾患の診察や治療を行っています。病気によって、複数の医師が診察する場合もありますので、ご理解ください。緊急を要するもの、さらに高度な処置が必要な症例は群馬大学医学部附属病院眼科や各種群大関連病院と連携して治療させていただいております。

散瞳といって眼底病変を詳しく診察する眼科診察の特性上、診察時に眼底病変を詳しく診察するために点眼液により瞳孔を開く検査があります。みづらい、飛蚊症などの症状の場合はほとんどが散瞳検査の適応です。散瞳剤を使用すると瞳孔収縮筋を抑制するため光量調節ができなくなり、数時間まぶしくなり、焦点があわなくなります。お車でお越しの場合はしばらく運転できなくなりますのでご注意ください。病気や治療に関して疑問がある場合、遠慮なく質問してください。

眼科診療上患者さんへのお願い

眼科診察の特性上、診察時に患者さんと医師・検査員との間のソーシャルディスタンスがとれないため診察室に入られるときはマスクの着用をお願いしています。
咳エチケットにご協力ください。

入院での白内障手術ご希望の患者様へ

当院では2024年までは多くの入院での白内障手術を行って参りましたが諸般の事情により今後は日帰りでの手術を御願いすることになりました。すでに入院での入院予約を取られている患者様に対しましては予定どおり入院で行わせていただきますが、今後新規の入院での白内障手術はお受けできなくなりますので大変申し訳ありませんがご了承ください。

診療分担表

外来診療は(月)~(金)午前です。待ち時間短縮のために予約をとることをお勧めいたします。初診も予約可能です。
月曜日の午前中は第2と第4のみ一般外来をおこなっております。午後の検査・特殊外来は完全予約制です。

前橋中央眼科から週一回福地真理子先生(水曜日)に来ていただき、水曜日は2診察対応しています。

 
午前 中村
(第2/第4のみ)
中村 福地
中村
中村 中村
午後 検査・特殊外来 検査
特殊外来
手術
検査
硝子体注射
検査
硝子体注射
検査

 

月 : 硝子体手術(岸先生執刀)・白内障手術(中村)

水 : 白内障手術(福地・中村)、その他 外眼部手術

特殊外来 : レーザー治療、斜視弱視外来・眼鏡合わせ、術前検査

(注):当院には手持ちオートレフがないため顎台に顔を乗せることができない小児への視力検査ができません。

検査 : 視能訓練士による各種検査

診療内容

一般的な眼科疾患である、白内障や緑内障や、糖尿病網膜症・加齢黄斑変性などの各種眼底疾患、角膜疾患、ぶどう膜炎、当院他科で診療継続中の患者さんの眼の疾患を広く診察しています。糖尿病網膜症、バセドウ病眼症、プラケニル内服中の眼科定期受診、エタンブトール内服中の眼科定期受診、サルコイドーシス、高血圧網膜症、造血幹細胞移植後の眼GVHD、ステロイド加療による眼合併症、抗癌剤使用者の眼科的副作用の診察などの全身疾患に関わる眼疾患を扱っております。

す。閉鎖しない場合、再度ガスを注入します。

 

白内障手術

加齢あるいは薬剤その他の原因で水晶体(眼の中のレンズ)が濁ることを白内障といいます。白内障手術は、濁った水晶体を超音波で取り除き、眼内レンズを移植する手術です。白内障以外に視力低下の原因がなければ、術後に良好な視力が得られます。全身疾患をもった患者さんにも他科医師との連携の上、手術が可能です。当院での使用レンズはすべて保険診療のものに限ります(多焦点レンズは取り扱っておりません)。

2024年までは入院での白内障手術を多く手がけておりましたが諸般の事情で今後は日帰り手術での対応とさせていただきます。

硝子体注射

加齢黄斑変性、糖尿病黄斑浮腫、網膜静脈閉塞症の黄斑浮腫などに対して抗VEGF(血管内皮増殖因子)療法の各種硝子体注射を行っております。注射後は一時的に霧視がおきるため回復するまでは機械類の操作や運転に従事しないようにしてください。

レーザー治療

各種レーザー治療を外来で行っております。多くは糖尿病網膜症に対する汎網膜光凝固です。完成までに3~4回施術のための通院が必要です。後発白内障に対するYAGレーザーも随時行っております。

医師紹介

  • 中村 春香

    • 眼科