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地域医療構想における当院の考え方

2019.10月04日掲載

 

地域医療構想における当院の考え方
「今後も高度な専門医療の提供を継続いたします」

 

院長 西田 保二

 

 当院は済生会が運営する公的病院として地域医療を担うと共に、「済生」の精神に基づき低所得の方に対する無料低額診療や生活困窮者支援事業を行ってきました。
 昭和49年に前橋市内利根川西岸地域の医療の充実を目的として、前橋市の医療整備計画に沿うかたちで現在の場所に移転し半世紀にわたり前橋市内西部、高崎市東部地域の中核病院として多くの入院、外来患者さんに専門的な診療を行ない「地域になくてはならない病院」として責任を果たしてまいりました。
 先日、地域医療構想を推進するための「再編統合を促す病院リスト」が厚生労働省から公表されました。
 地域医療構想は2025 年に向けて二次医療圏ごとに効率的で不足のない医療提供体制を構築するために重要な検討課題です。
 当院は、消化器がん県内3位、膵がん北関東1位、腹腔鏡手術数国内有数、急性心筋梗塞県内4位、糖尿病県内7位等の実績を誇っておりますが周産期医療、小児医療、脳卒中に対応していないことからリストに名前が掲載されました。このリストは厚生労働省が2017年の診療データを元に、医療圏ごとに「5疾病・5事業」を基本にして機械的に作成したものであり、いかに診療実績が優れていても、診療している疾病領域が近隣施設と重複している場合や、急性期病棟を有している場合、機械的にリストアップされます。
 このため、当院の特色の一つである全国9番目の症例数を持つ白血病治療のほか、県中央部唯一の緩和ケア病棟の実績、多くの基礎疾患を持つ透析患者さんを受け入れ治療を行う腎疾患なども分析の対象外とされました。
 群馬県内は二次医療圏が十か所に区分されていますが、前橋医療圏は公立、公的な大学病院、総合病院、専門病院が集まっていることや、医師数も北関東で突出して多い地区であることから県内から幅広く多くの高度専門医療を必要とする患者が流入し、医療レベルが極めて高い地域です。
 また救急医療では前橋、高崎地域には高度な救急医療を必要とする患者さんを収容する3次救急を行う3病院があり、治療必要度に応じた輪番制による救急患者受け入れ態勢が構築され、当院でも利根川の西岸地区にある公的な病院として前橋市内はもとより、高崎東部、渋川方面からも年間2,200台を超える救急車を受け入れています。
 これまでも地域医療構想を検討する前橋地域保健医療対策協議会で話し合いが行われ、前橋医療圏は他の医療圏からの患者流入が多い医療圏であることから当院を含め、今後も現在と変わらず急性期医療を提供する方針で検討が進められています。
 厚生労働省からはリスト公表後に、改めて今回の分析だけでは判断しえない診療領域や地域の実情に関する知見も補いながら、地域医療構想調整会議の議論を活性化し議論を尽くし、2025 年のあるべき姿に向けて必要な医療機能の見直しを行うことが大切であるとの方針も示されました。
 最新のデータを用いて地域から求められる医療や、今後必要となることが予想される医療の適切な提供の妥当性を検証していくことが重要と考えております。
 当院は、今後も高度な専門医療を提供する病院として医療を継続してまいりますのでご安心いただき、今後も引き続き当院をご利用いただきますようご案内申し上げます。

 

 

 当院の診療実績を示す患者数ランキング (PDF形式:382KB)

 

 公表資料における、当院の判定について (PDF形式:319KB)

 

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