当院の特色Features of our hospital 糖尿病患者の血糖コントロール

糖尿病患者の血糖コントロール

血糖コントロールとは、高血糖を改善して、出来るだけ正常な数値に近づける事です。血糖値を正常な状態に保つ事が出来れば合併症を発症する確立が大きく下がります。血糖コントロールは、食事療法・運動療法・薬物療法の3つが柱となります。
その大切な指標としてHbA1c(ヘモグロビン・エイワンシー)があります。日本糖尿病学会では、2012年4月1日よりHbA1cの表記をHbA1c(JDS値)からHbA1c(NGSP値)を用いることとし、糖尿病の診断をする際、HbA1c(NGSP値)が6.5%以上を糖尿病型と判定するとしています。

当院では重篤な症状の方を多く受け入れており、症状が改善された方は地域連携パスによって地域医療機関でのフォローをお願いしています。

【HbA1c(NGSP値)=HbA1c(JDS値)+0.4%】

 

【計算方法】(日本病院会の定義に準ずる)

糖尿病患者の血糖コントロール=

HbA1c(NGSP)の最終値が7.0%未満の外来患者数÷糖尿病の薬物治療を施行されている外来患者数
(対象:過去1年間に糖尿病治療薬が外来で合計90日以上処方されている患者)
(除外:運動療法または食事療法のみの患者)