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群馬県済生会前橋病院は、2026年6月の診療報酬改定において、厚生労働省より「DPC特定病院群」に指定されました。
DPC制度とは、急性期入院医療を対象とした診療報酬の支払い方式で、患者さんの病名や治療内容に応じて分類された「診断群分類」をもとに、1日あたりの医療費を算定する仕組みです。
令和8年6月1日時点で、DPC対象病院は全国に1,685病院あり、診療実績に応じて以下の3つの病院群に分類されています。
特定機能病院群=大学病院本院群:82病院
特定病院群:172病院
標準病院群:1,431病院
今回、当院が指定されたDPC特定病院群は、大学病院本院に相当する高い診療密度や、高度な医療技術を有すると厚生労働省が認定した市中病院です。
大学病院本院群を除く全国1,603のDPC病院のうち、172病院のみが指定されるもので、地域の中核を担う高度急性期病院の指標となります。
群馬県内では、済生会前橋病院、前橋赤十字病院、高崎総合医療センターの3病院が指定されています。
DPC特定病院群に指定されるためには、厚生労働省が定める以下の4つの指標において、大学病院本院群の最低値を上回る必要があります。
- 診療密度:1入院あたりの医療資源投入量の高さ
- 医師研修の実施:研修医の受け入れ体制や教育実績
- 医療技術の実施:高度な手術や検査の実施状況
- 補正複雑性指数:診療している患者さんの重症度や疾患の複雑さ
また、2024年度DPCデータでは、当院の診療実績として、
腹腔鏡下胆嚢摘出術:全国1位
手の外科(手根管手術):全国3位
急性白血病:全国12位
肝癌焼灼療法:全国17位
となっています。
さらに、
消化器癌手術数は群馬県2位
膵癌手術は北関東最多(直近5年累計)の実績を有しており、
日本肝胆膵外科学会修練施設Aにも認定されています。
今回の指定は、当院がこれまで取り組んできた高度・急性期医療の実績が評価されたものです。
今後も地域の皆さまが安心して暮らせるよう、質の高い医療の提供に努めるとともに、地域の中核を担う高度急性期病院としての役割を果たしてまいります。

