群馬県済生会前橋病院

HOME > 当院の特色 > 診療部門 > 呼吸器外科

呼吸器外科

 当院の呼吸器外科は、2019年4月1日より呼吸器外科専門医1名が常勤医として赴任したことを受け、正式に独立した診療科としてスタートしました。現在、外科・腹腔鏡外科センターの7名の外科医師の協力を仰ぎつつ診療を行っていますが、以前より呼吸器外科手術の際には、非常勤医として現在と同じ体制のもと、安全性を最優先とした手術を心掛けて行って参りました。また、新規に常勤となった呼吸器外科専門医は、当院赴任前は、群馬大学医学部附属病院で、10年以上責任ある立場で勤務し、その間、1,300例余りの呼吸器外科手術に術者あるいは指導的助手として携わり研鑽を積んで参りました。

 呼吸器外科が扱う疾患としては、原発性肺癌、転移性肺腫瘍、縦隔・胸壁腫瘍そして気胸などの良性疾患などが挙げられます。また、時には胸部外傷患者の診療にもあたります。このうち、我が国におけるがん死亡数の第1位である肺がんに対する手術は、呼吸器外科医が担当する最も重要な領域です。当院では、ガイドラインに準拠し、適応を厳密に定めた上で、積極的に胸腔鏡下手術を導入し、そのほとんどを完全鏡視下で施行しています。複数の2~4cm程度の小さな創のみで行う手術であり、従来の開胸手術と比較して低侵襲であることから早期離床にも繋がり、入院期間の短縮にも寄与することが示されています(図参照)。

   【肺がんに対する完全胸腔鏡下肺葉切除術の術中・術後創部】
      

 さらに、気胸などの良性疾患や縦隔腫瘍に対しても肺がん同様に積極的に胸腔鏡下手術を導入しております。

 肺がんなどの悪性疾患の治療は、手術のみでなく、放射線治療、免疫チェックポイント阻害薬や分子標的薬を含めた抗癌剤治療など、集学的治療が必要となる場合も少なくありません。当院では、自身の大学勤務経験を生かし、群馬大学病院との連携を密に図り、エビデンス(科学的根拠)に基づいた治療を常に心掛けておりますので、どうぞ安心して当科を受診してください。

 

医師紹介
名  前
茂木 晃
出身大学

群馬大学 1990年

資  格

医学博士
日本外科学会認定医・専門医・指導医
日本呼吸器外科学会専門医
日本がん治療認定機構認定医
肺がんCT検診認定機構認定医
群馬県臨床研修指導医
緩和ケア研修会修了
身体障害者福祉指定医
日本呼吸器外科学会評議員
日本肺癌学会評議員
気管食道科学会評議員
日本内視鏡外科学会評議員

所属学会

日本外科学会
日本呼吸器外科学会
日本胸部外科学会
日本内視鏡外科学会
日本肺癌学会
日本臨床外科学会
日本癌治療学会
日本外科系連合学会
日本癌学会
日本気管食道科学会
日本胸腺研究会
日本呼吸器内視鏡学会

専門分野

一般胸部外科(呼吸器・縦隔・胸壁)
胸腔鏡下手術
拡大手術

ページの先頭へ移動する
群馬県済生会前橋病院