診療部門のご案内Departments and Divisions 放射線科

はじめに

1.放射線科はハブ

当院には、画像診断を専門に行う放射線科医=「放射線診断専門医」がいます。CTやMRIを中心に、目的にあった検査計画を立て、技師や看護師とともに検査を行います。そして、得られた多数の画像から異常を拾い出し、症状や経過の情報などを加えて解釈し、画像診断報告書を主治医に届けます。

すべての診療科の疾患を扱うので、それぞれの専門科の疾患の知識が蓄積され、それが他の科の疾患の診断にも役立ちます。放射線科は、すべての科の情報が集まり、すべての科へ情報を発信するハブ(車軸)の役目をしながら、病院全体の医療の質の向上を支えています。

2.画像の窓から人体の宇宙をのぞく「画像診断」

画像診断する放射線診断専門医近年の画像診断装置の技術は非常に発達していますが、人体は技術の進歩ほど急激に進化はしていません。より細かく大量の情報が得られるようになったとしても、その意味を知ることができなければ、それはただのデータにすぎません。人体そのものへの深い理解や考察を背景に、画像を通して人体の中で起こっていることの意味を知ろうとすることが、「画像診断」の大切な姿勢だと思います。

3.地域と画像診断

(1)画像診断レポートを共有

画像・病理カンファレンス風景近隣のかかりつけ医からの依頼により、CT、MRIの検査と画像診断を行っています。画像診断装置が地域で共有されていることは当然ですが、私たちがもっとも大切にしているのは、画像診断報告書(レポート)が共有されていることです。

患者さんが放射線科で検査を受けると、画像とともに画像診断レポートがかかりつけ医のもとへ届けられます。当院へ入院し検査を受けると、それまでの画像診断レポートと比較することによって入院中の診療に利用されます。退院してかかりつけ医へ戻り、再び放射線科で検査を受けると、今度は入院中の画像診断レポートと比較することによってかかりつけ医での診療に役立てられます。

この繰り返しにより、診療所と当院との間に有機的な連携がはぐくまれます。

 

(2)「画像・病理カンファレンス」

毎月定期的に、院内・院外の医師らと、画像・病理を中心に症例を検討する「画像・病理カンファレンス」(主催:放射線科・病理診断科)を行っています。1978(昭和53)年から42年間行われている、おそらく群馬でもっとも歴史のある画像カンファレンスです。

初診時の症状、かかりつけ医での診断と治療、紹介時の状態、当院での経過、画像診断での見解、手術時の所見、病理診断までの全過程を、全科の医師がそれぞれの視点から多角的に検討します。

病態への理解を深めるという目的の前では、研修医からベテランまで誰がどんな発言をしてもかまわない、“敷居が低くレベルの高い”、自由なスタイルをモットーとしています。活発な議論から多くの示唆が得られます。こうした丁寧な振り返りが、明日の診療を支える底力になっています。

 

診療内容

1. 診療放射線技師による一般X線撮影、上部消化管透視、注腸造影、その他各種X線透視

2. 放射線科医師による、CT・MRI・マンモグラフィ検査読影、血管造影

3.院外の地域の診療所等からのCT・MRI依頼による検査、読影報告(紹介患者さんでは終了と同時に報告書作成・返信)

院外施設から

電話またはFAXにて予約受付

受 診
(当日紹介状・参照画像資料持参)

検 査

当日患者さんが結果を持って主治医のもとを受診

※検査指示は主治医の先生からお願い致します。
患者さんからの直接の検査予約は受けません。
検査が必要と思われる方は、当院内科などを受診してください。

検査時間

※予約方法等の詳細についてはこちらをご覧ください。

月~金:9時~17時

(土、日、祝日休診) 

診療担当表(院外からのCT、MRI検査)

曜 日
午 前 久保田 久保田
群大医師
久保田 久保田
群大医師
久保田
群大医師
久保田
午 後 久保田
群大医師
久保田 久保田 久保田 久保田
群大医師
 

特徴

1.全身的な視点で診療

当院は専門性の高い診療科の集まりです。

これを支えるため、つねに全科とかかわり各科の専門性に応えると同時に、特定の臓器にかたよらない、全身的な視点で診療を行うよう心がけています。

診療実績

学会認定・指導施設

放射線科専門医修練協力機関

医師紹介

  • 久保田 潤

    • 放射線科